賃貸で天井裏から物音。まず誰に言う?

公開 2026年9月28日・やねうらしらべ編集部

こたえ

まず管理会社か大家さんに連絡します。天井裏や外壁のすき間は建物の持ち主が管理する部分で、ふさぐ工事にも持ち主の判断が要るからです。区の捕獲事業も持ち主・管理会社・管理組合の申し込みが条件で、都営・UR・公社の賃貸や集合住宅を対象外にしている区もあります。

自分で業者を呼ぶ前に連絡する理由

  • 工事をするのは持ち主の建物です。侵入口をふさぐには外壁や屋根に手を入れることがあり、借りている人だけでは決められません。
  • 区の捕獲事業は持ち主の申し込みが前提です。足立区は、マンションは管理会社・管理組合が申請者としています。台東区・杉並区も、所有者や管理者からの申し込みを条件にしています。
  • 対象外の住まいがあります。目黒区と世田谷区は都営住宅・住宅供給公社・URの賃貸住宅を、中野区は集合住宅(マンション・アパート)を、新宿区は管理会社・管理組合が管理する集合住宅を、区の捕獲の対象外にしています。この場合は管理している側が対応します。

連絡するときに伝えること

管理会社は、何が起きているかがわからないと動けません。次の5つをまとめて伝えると話が早く進みます。

  1. いつから:最初に気づいた日
  2. 時間帯:夜中・日没ごろ・昼
  3. 音の感じ:カサカサ・ドタドタ・パタパタ(→ 足音で見分ける)
  4. 見つけたもの:フン・シミ・におい。写真があれば添える(→ フンで見分ける)
  5. 場所:どの部屋の天井か、ベランダのどこか

「天井裏に動物がいるようなので、点検と、侵入口の確認をお願いしたい」と、してほしいことをはっきり伝えます。

費用はだれが持つか

費用の負担は、契約の内容と、原因がどこにあるかで変わります。一般には建物の不具合(すき間)への対処は持ち主が判断することが多いですが、連絡のときに「費用の負担はどうなるか」を確かめてください。自分で業者を呼ぶ前に確かめておくと、あとで行き違いになりません。

自分でしてよいこと

  • 部屋の中のネズミ対策(食べ物をしまう、粘着シートを置く)→ ネズミを自分で駆除する手順
  • ベランダに落ちたフンの片づけ(手袋・マスクをして、湿らせた紙で包む)
  • ベランダや部屋の中に入ってきたコウモリを、窓を開けて外へ出す(素手でつかまない)

天井裏に入る、外壁のすき間をふさぐ、わなを仕掛けるといったことは、管理会社の了解を得てからにします。

管理会社が動いてくれないとき

  • もう一度、写真と日時を添えて書面(メール)で依頼する
  • お住まいの区市町村の環境・衛生の窓口に相談する(区の捕獲事業の対象かどうかも確かめられます)→ 東京23区の条件
  • 持ち家の人と同じく、業者の無料見積もりで「どこが入り口か」だけでも確かめ、その結果を管理会社に伝える → 業者の比べ方

出典: 足立区・台東区・杉並区・目黒区・世田谷区・中野区・新宿区の案内(2026年9月28日確認)