見つけたフンは何の動物?

公開 2026年9月28日・やねうらしらべ編集部

こたえ

家の中の通り道に5〜10mmの粒が散らばるならネズミ、外壁の下やベランダの同じ場所に同じくらいの粒が積もるならコウモリ、一か所に大きめのフンがたまって種がまじるならハクビシンです。ネズミとコウモリのフンは大きさがほぼ同じなので、落ちている場所と中身で見分けます。

3つ選ぶと、いちばん近い動物と今日してよいことが出ます

1 どんな音?
2 いつ聞こえる?
3 見つけたものは?

1つ選ぶごとに、ここに候補が出ます。わからない項目は飛ばしてかまいません。

フンの早見表

見つけたもの落ちている場所近い動物根拠
5〜10mm前後の細長い粒。ばらばらに落ちている家の中の壁ぎわ・棚の上・天井裏の通り道ネズミ京都市衛生環境研究所、大阪府
5〜10mm前後の粒。つぶすと粉のように崩れ、虫の羽や脚が見える外壁の真下・ベランダ・換気口の下の同じ場所アブラコウモリ京都市衛生環境研究所
犬や猫のフンに似た大きめのフン。柿の種や銀杏の殻がまじる天井裏・屋根の上の同じ場所に積み重なるハクビシン世田谷区・千代田区

ネズミとコウモリは「場所」と「中身」で分ける

京都市衛生環境研究所の資料「衛生動物だより No.59」では、アブラコウモリのフンとクマネズミのフンは、どちらも5〜10mm前後で見た目も似ているとしています。見分けるポイントは次の2つです。

  • 落ちている場所:ネズミは壁ぎわや物かげを通り道にして動き回る(大阪府)ので、フンは通り道に沿ってばらばらに落ちます。コウモリは出入り口に使うすき間からフンを落とすので、外壁の真下やベランダなど同じ場所にたまります。
  • 中身:コウモリは虫を食べるので、フンはほとんど虫の破片でできています。水やアルコールに溶くと、虫の羽や目の破片が見えます。ネズミのフンには、毛づくろいで飲みこんだネズミの毛や、いろいろな食べかすがまじります。

同じ場所にたまるフンは、ハクビシン

ハクビシンは、同じ場所にフンをためる習性があります。千代田区の案内では、ためたフンが重くなって天井を突き破って落ちてくることもあるとしています。天井に茶色いシミが広がっている場合は、その上でフンや尿がたまっている可能性があります。→ 天井のシミ・においのとき

世田谷区のQ&Aでは、ハクビシンのフンは猫や犬のものと似ていて、柿の種や銀杏の殻などがまじるとしています。

フンを片づけるときは

  • 素手で触らず、使い捨ての手袋とマスクをして、ポリ袋に入れて口をしばります。
  • 掃除機で吸うと、乾いたフンの粉が舞います。ほうきも同じです。湿らせた紙で包むように取ります。
  • 天井裏にたまった大量のフンや、断熱材にしみこんだ尿は、自分で片づけるのが難しい量になっていることがあります。区の捕獲事業でも、糞の撤去・消毒は自己負担としている区が多くあります(渋谷区・港区など)。

フンで正体がわかったら

よくある質問

Q. フンが1〜2粒だけのときは? A. ネズミかコウモリかは落ちている場所で見当がつきます。数日おいて、同じ場所に増えるか(コウモリ)、別の場所にも出るか(ネズミ)を見てください。

Q. フンを見分けてくれる窓口はありますか? A. 京都市衛生環境研究所の資料は、市民から持ちこまれたフンを調べた例です。お住まいの保健所や区市町村の衛生の窓口に相談できるかを問い合わせてください。

出典: 京都市衛生環境研究所「衛生動物だより No.59 アブラコウモリの糞」、大阪府「ねずみの駆除について」、千代田区「特定外来生物」、世田谷区「ハクビシン・アライグマに関するQ&A」、渋谷区・港区の案内(2026年9月28日確認)